2011年4月11日月曜日

いま書という文化について思う

毎日毎日 東北の惨状が伝わる。それを見聞きして何度涙流すことか解らない。

私は  仕事で書道をやる 。  でも  その事は  素晴らしい恵みがないと   出来ないことである。

紙、墨、硯、筆 の文房四宝と、書く場所家  机   気温  灼熱  極寒 は無理   程良い  室温     

 良き水   更には  書く本人の体調の良好さ     社会の平和、爆撃がある中では無理   

最後に書を書く意欲 と  あらゆる条件が  みごとに一致して 初めて書道が成り立つものです。

ことに、今回のような  大震災などに遭うと   書道など 全くできない。

このような観点から  書道という 一つの文化をこなすことが出来ることが   どれほど素晴らしく

  有り難い事か   計り知れない。


古代の日本    

平安時代には   女手といわれる   かな文字の全盛には  平和が大前提であったはす゛。

酷暑の夏には  どうにかして  涼しさを求めて  書き      寒中には 手が かじかんでも書いた

つれづれなるままに日暮らし硯に向かいて-----      となった


今日  こうやって  書道という文化を  たしなむ ことが出来る   素晴らしい幸せを   かみしめています

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