梅雨明けの実感のするこの二三日。だが連日の夕刻の天候急変即ち夕立ちはすさまじく、
とても夕立ちとは呼べない。あるところでは洪水警報も出るような激しいもので、自然の
怒りというものを感じる。何ゆえにこんな怒りを買っているのだろうかと思うと、人間側の
行為を思わずにはいられない。昨日はその天候急変をつぶさに観察した。にわかに
雲が真っ黒となり、そして突然に突風が吹きまくる。雲の動きが飛行機でも及ばぬ
ロケット並みの速さで東から西へ、高所から地上へと雲が爆撃のように降りてくる。この
様子こそ、まさに竜が襲いかかるような様子に見えた。そしてすさまじい稲妻。最初は
遠く小さな雷鳴も、豪雨とともにすぐ近くにバリバリと物凄い地鳴りを伴って響き渡る。
すぐ近所に落ちたのが解った。プチっという音とともに、テレビ、パソコンが作動しなくなる。
きっと雷が落ちた影響だろう。ともかく凄い、恐ろしいの一点につきる。でも朝は静かだ
不気味に静まりかえる。日の出の様子は本当に荘厳の一字に尽きるだろうと思う。
どんな写真などもはるかに及ばない美しさ、壮大さ。しののめに惹かれる。
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