2011年5月23日月曜日

万葉歌碑を書く 5

碑文
子等を思う歌一首
瓜食めば こどもおもおゆ   くりはめば  ましてしのばゆ
いずくより  きたりしものぞ  まなかひに  もとなかかりて   安眠(やすい)しなさぬ
万葉集巻五
原文
宇利波米婆 胡籐母意母保由   久利波米婆  麻斯提斯農波由  伊豆久欲利枳多利斯物能曾
麻奈迦比尓 母等奈可可利提  夜周伊斯奈佐農
意味
瓜を食べれば子供の事が思われる  栗を食べると一層子供のことが偲ばれる
子供はどこからきたものであろうか  眼前にむやみにちらついて 安眠させてくれることがない
場所
福岡県太宰府市都府楼

0 件のコメント:

コメントを投稿