碑文
子等を思う歌一首
瓜食めば こどもおもおゆ くりはめば ましてしのばゆ
いずくより きたりしものぞ まなかひに もとなかかりて 安眠(やすい)しなさぬ
万葉集巻五
原文
宇利波米婆 胡籐母意母保由 久利波米婆 麻斯提斯農波由 伊豆久欲利枳多利斯物能曾
麻奈迦比尓 母等奈可可利提 夜周伊斯奈佐農
意味
瓜を食べれば子供の事が思われる 栗を食べると一層子供のことが偲ばれる
子供はどこからきたものであろうか 眼前にむやみにちらついて 安眠させてくれることがない
場所
福岡県太宰府市都府楼
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