何もない空っぽの朝。こんなに心が空白なのも珍しい。喜怒哀楽の何もない。達観したのか? NO。
悟ったのか? NO。 な~んにもない。世情の移ろいにも 何か心が動かぬ。プロ野球が毎年気になるのに、今年はどの球団がどんな成績で、誰が活躍しているのかさえも 解らぬ無関心。
ただ、大相撲が場所中止になったのは知っている。 そして、ゴルフでは新進気鋭の若手が台頭していることはよく解る。 ということは、野球には興味がなくなったということ。野球が面白くなくなった。サッカーもしかり。何が面白いかと言えば 人の動向だろうか。面白いと言えば失礼に当る。
人心の移ろいほど興味深いものはない。人気など麻疹のような一過性のもの。人気があるのをいいことに、永遠のものなんぞとふんぞり返っていては 凋落した時には、その落差に愕然とすることだろう。芸能人の自殺など これらに類すると思う。 すべてはこれ永遠ならず。
いま、吉田兼好の徒然草を思い出す。或いは鴨長明の方丈記。
人間はみな 行く川の流れの一滴にすぎないということだろうか
そして どこからきて 何処へと消えていくのだろうか 永遠の謎を解き明かしたいと思うが。
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